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塩野義製薬の子会社、サイバー攻撃により保有情報が流出

発表日時2021/7/12

塩野義製薬の子会社にて、サイバー攻撃により保有情報が流出。同社の100%子会社である台湾塩野義製薬にて、保有するサーバおよびPCに対し、ランサムウェアの一種と推測されるマルウェアの攻撃が確認され、同社で保有していた従業員情報がダークウェブ上に流出した。

本件発覚後、特別な監視体制を敷いたうえで台湾塩野義のシステムを全面的に復旧し、また、同社グループの日本・米国への影響については、通信ログおよびシステムのログの確認したところ、不正アクセスの痕跡は発見されず、不正なアクセスはなかったと判断した。流出した情報については、従業員情報がダークウェブ上に掲示されていたが、顧客の個人情報および機密情報が流出した事実は確認されていない。同社は、シオノギグループ全体においてITセキュリティおよび情報管理体制のさらなる強化を図るとしている。

 



 

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