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関西医科大学、「Emotet」感染によりなりすましメールが配信

発表日時2020/10/30

関西医科大学にて「Emotet」感染によりなりすましメールが配信。同大職員のPCがマルウェア「Emotet」に感染したことにより、同大を装い不正プログラムが添付または、不正サイトへのリンクが設定されてたメールが、過去に職員とメール連絡を行った関係者へ同大が使用しているサーバーとは異なるサーバーから送信された。

本件判明後、同大大学情報センターにおいて直ちに業務用の全PCを調査しウィルス駆除を実施した上で、全職員及び学生に注意喚起をアナウンスするとともに、不審メールのフィルタリングを行った。同大ではICTシステムでウィルス対策を実装およびセキュリティ対策ソフトウェアの導入を徹底していたが、Emotetに適した対応は実施されていなかった。同大は不審なメールを受信した場合、開封する前に発信元メールアドレスが公用メールとして使用する「〜@***.kmu.ac.jp」という形式となっている確認し、それ以外のメールアドレスおよび心当たりがない場合は、添付ファイルの開封やメール本文中のリンクをクリックせず、メールごと削除をするよう注意を呼び掛けている。なお、当該関係者の感染被害等の二次被害は確認されていない。

 



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