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ソニー生命保険で自社開発アプリでスマホ活用

  • 元記事:[ソニー生命]スマホでプロセス一新、内蔵カメラを活用
  • 発表日時 2013/6/18

    ソニー生命保険は生命保険加入手続きの顧客管理システムC-SAAFを取り入れ、ペン入力できるタブレットPCを導入してその場で契約手続きができるシステムにした。そして、外交員がスマートホンを利用することを前提にシステムを企画・開発し、スマートホンを業務で利用できるようにした。同社のスマホ活用ポイントは業務用スキャナーとして活用できることと、個人情報を端末に保存せずにコールセンター並みの応対ができることだ。
    同社は保険加入に必要な顧客の健康診断書をスマホで撮影してタブレット端末に転送後、顧客管理システムに送信され、その後データがスマホから自動消去される専用撮影アプリを開発した。また、タブレットに転送された画像も本社システムに送信後に自動消去される。これにより個人情報含む書類原本を外交員が持ち歩く必要がなくなり、端末にも情報が残らないため情報漏洩のリスクの低減を可能にした。
    同社では情報漏洩リスク低減のため電話帳に顧客の連絡先などの登録を禁止しているが、自社開発したアプリで、顧客から電話がかかってくると専用アプリがインターネット経由で顧客管理システムと連携して該当顧客の情報を表示する。これにより顧客の詳細情報を確認しながら回答できる。アプリを手軽に開発できるスマホならではの活用法で、個人情報漏洩防止策としてもよい活用事例ではないだろうか。




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