トヨタ自動車、不正アクセスを受けウェブサイトが改ざん
トヨタ自動車のウェブサイトが外部からの不正アクセスを受け、サイトが改ざんされた。今回改ざんされたのはwww2.toyota.co.jpで、改ざん期間は6月5日～6月14日とみられ、この期間にコンテンツを閲覧した場合、不正プログラムが実行される状態になっており、現在詳細を調査中。同社は現在サーバを停止し、被害のなかったサイトも閲覧できない状態になっている。この期間中に当該コンテンツにアクセスした場合には最新のセキュリティソフトでウィルス感染の確認をするよう呼びかけている。なお、現時点では個人情報の流出は確認されていない。
同社HPが不正アクセスを受けた件での調査結果を公表した。それによると、サイトの改ざんは6月5日から14日の間に改ざんと修復が繰り返し行われていたことが分かった。また、Javaのバージョンの古いWindowsPCを使用して改ざんサイトのニュースコンテンツを閲覧した場合、不正サイトに誘導され不正プログラムが自動的にインストールされる可能性があり、そのPCを継続利用するとPC内部の情報やサービスIDとパスワードなどが詐取される可能性があった。最新の主要ウィルス対策ソフトがあれば不正プログラムの実行を未然に防げる。(2013年7月2日追加)
