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Oracle、98件の脆弱性を修正した定例のクリティカルパッチアップデートを公開

  • 元記事:Oracle Critical Patch Update Advisory – April 2015
  • HP:Otacle
  • 発表日時 2015/4/14

    Oracleは定例クリティカルパッチアップデートを公開した。今回のアップデートではOracle DatabaseやFusion Middleware、E-Business Suite、Supply Chain Products Suite 、PeopleSoft Products 、Java SE、Sun Systems Products Suite、Oracle MySQLなど18製品に含まれる98件の脆弱性を修正した。
    Oracle Databaseでは4件の脆弱性を修正し、そのうち1件は共通脆弱性評価システム(CVSS)が9.0であるが、Windows向けバージョン12c以前のみ影響を受ける。
    Fusion Middlewareでは17件の脆弱性を解消した。17件中12件は認証せずに任意のコード実行が可能となり、そのうち1件はGNU Cライブラリのバッファオーバーフローの脆弱性で、CVSSが最高の10.0となっている。
    Java SEでは14件の脆弱性を修正した。14件中11件はサンドボックス化されたJava Web StartアプリケーションとサンドボックスJavaアプレットを通じて実行される恐れがあり、そのうち3件はCVSSが10.0となっている。
    Sun Systems Products Suiteでは8件、Oracle MySQLでは26件の脆弱性を修正し、それぞれ1件がCVSSが10.0となっている。
    これらの脆弱性による被害を防止するためにも早めにアップデートを適用することが重要となる。



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