パソコンの誤操作、不正アクセス、紛失、盗難などによる個人情報や機密情報の流出などは後を絶ちません。
「情報漏えいニュース」では、日々発生する情報漏えいに関するニュースをまとめて公開しています。

Minecraftの脆弱性放置で、発見者が実証コードを公開

  • 元記事:Minecraft Vulnerability Advisory
  • HP:Minecraft
  • 発表日時 2015/4/16

    あるプログラマーがゲームのMinecraftに脆弱性を発見し、2013年7月10に開発元のMojangに報告したが、一向に修正されなかったことから、同プログラマーが自分のブログで詳細を公開した。
    同氏によると、Minecraftのネットワーク内部を調べていた際に、細工されたパケットの送信で、メモリの消費によりクラッシュする問題を確認した。
    この脆弱性を発見後、1ヶ月毎に複数回に渡り報告を行ったが、これに対する明確な返答はなかった。この脆弱性が発見された際のバージョンは1.6.2で、現在は1.8.3になるが、この間も脆弱性は修正されていなかった。
    アップデートがされてもこの脆弱性が修正されなかったことから、同氏は実証コードを公開した。公開後、同氏は開発元のMojangとコンタクトが可能になり、同社は対応を始めた。
    その後同社はこの問題に対応したが、同氏が公開した実証コードのテストを行っていないため依然サーバはクラッシュしていたが、その後の最新バージョン1.8.4にてサーバクラッシュの問題は修正された。



    ワンビは情報漏洩対策の専門家です。情報漏洩に関する様々な情報はこちらからどうぞ!

    おすすめ