パソコンの誤操作、不正アクセス、紛失、盗難などによる個人情報や機密情報の流出などは後を絶ちません。
「情報漏えいニュース」では、日々発生する情報漏えいに関するニュースをまとめて公開しています。

Retrospect、Retrospect Backup Clientに弱いパスワードハッシュを使用する脆弱性を確認

  • 元記事:CERT Vulnerability CVE-2015-2864
  • HP:Retrospect
  • 発表日時 2015/6/15

    Retrospect Backup Clientに弱いパスワードハッシュを使用する脆弱性が確認された。影響を受けるのは Windows版 Retrospect 10.0.2、Windows版 Retrospect Client 10.0.2、 Mac版 Retrospect 12.0.2 、Linux版Retrospect Client 10.0.2 で、Retrospect Backup Client にはパスワードハッシュの生成アルゴリズムに問題があり、ハッシュ生成の際にパスワードを十分に利用しないため、高確率で他のパスワードと衝突し、弱いハッシュを生成する可能性がある。この脆弱性が悪用されると、攻撃者に同じハッシュ値を生成した文字列を推測した総当たり攻撃により正しいパスワードを推測され、バックアップデータにアクセスされる恐れがある。解決策として、Windows版 version 10.0.2.119 、Mac版version 12.0.2.116、Linux版version 10.0.2.104が公開されており、アップデートによりこの脆弱性は解消される。




    ワンビは情報漏洩対策の専門家です。情報漏洩に関する様々な情報はこちらからどうぞ!

    おすすめ