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情報処理推進機構、佐川急便をかたるSMSに注意喚起

  • 元記事:宅配便業者をかたる偽ショートメッセージに関する新たな手口が出現し、iPhoneも標的に
  • HP:情報処理推進機構
  • 発表日時 2018/11/29

    佐川急便をかたるSMSが確認され、情報処理推進機構が注意を呼び掛けている。確認されたのは、不在通知のSMSで記載されたURLにアクセスをして荷物の確認をするよう依頼する内容である。
    android端末で記載されたURLにアクセスを行うと、本物に装ったサイトが表示されると同時に不審なアプリのダウンロードが開始される。ダウンロードしてしまうと、佐川急便をかたるSMSが自分の端末から見知らぬ電話番号宛に送信され、キャリア決済サービスに不正利用される恐れがある。
    以前まではandroid端末向けの不審なアプリをインストールさせようとする手口のみであったが、iPhone等のiOS端末利用者でも被害が発生している。
    iPhoneから偽のSMSに記載されているURLにアクセスを行い、サイト内をタップするとApple製品はセキュリティの許可が必要と表示され、携帯番号の入力を求められる。番号を入力し、契約しているキャリアから届く認証番号を偽サイトに入力をするとキャリア決済サービスを不正利用される恐れがある。
    またApple IDとパスワード入力を求められる事例も確認されており、これらを入力してしまうとApple IDが利用できるサービスに不正ログインされる恐れがある。
    情報処理推進機構はこのようなサイトには個人情報を入力しないこと、不審なSMSやメール内のURLは開かないよう注意を呼び掛けている。




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