尼崎市、職員が個人情報含む業務用端末を紛失
| 会社名 | 尼崎市 |
|---|---|
| 株式情報 | 非上場 |
| 漏洩種別 | 紛失 |
| 漏洩対象 | スマートフォン |
| 漏洩場所 | 社外 |
| 漏洩内容 | 氏名/電話番号 |
| 漏洩件数 | 約50件 |
| 漏洩日時 | 2022/12/8 |
| 発表日時 | 2022/12/13 |
尼崎市にて業務用端末を紛失。同市合政策局武庫地域振興センター武庫地域課にて、職員が帰宅後、業務用スマートフォンを紛失した。
帰宅後にスマートフォンを所持していないことに気づき、自宅内を捜索したが発見できず、職場に置いてきたと思ったが、翌日は有給取得していたため、後日出社した際に職場内を捜索したが発見できず、上司に紛失を報告し発覚。その後、尼崎南警察署へ遺失物届を提出し、当該スマートフォンの使用停止手続きやLINEの事業者にアカウント削除要請を行った。
当該スマートフォンには市民の情報も登録されていたことから、対象市民に個別に連絡し、説明とお詫びを行った。なお、当該スマートフォンはパスワードによるセキュリティロックを行っていた。
同市の職員が業務用スマートフォンを紛失した件で、調査を行ったところ、当初の報告とは異なる報告がされていたことが発覚。同市にて職員から聞き取りをしたところ、職場の上司や同僚と飲食後の帰宅途中にスマートフォンの他財布や免許証も紛失し、翌日業務後に紛失に気づいたが、その後4日間自分で捜索を行ったが発見できず、職場にも報告せずに遺失物届を提出し、その後も報告せずに自分だけで自宅周辺や自宅内を捜索していた。さらに一週間たっても発見できず、数日前にスマートフォンを紛失したことを上司に報告し、事前に遺失物届を提出していたにも関わらず、まるでこの日に初めて遺失物届を提出したかのように装っていた。その後、他の職員が当該職員の自宅付近にてスマートフォンを発見したため遺失物届を取り下げたが、報告に不自然な点があったことから聞き取り調査を行った結果、虚偽の報告を行っていたことが判明した。これを受けて事実と異なる報告をした当該職員を1月25日付けで減給1カ月月額10分の1の懲戒処分、管理監督者責任として上長2人が口頭による厳重注意となった。（2023年1月27日追加）
