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BroadcomのWi-FiチップセットにBroadpwnの脆弱性を確認

  • 元記事:iOS/Android機器に影響、Broadcom製Wi-Fiチップの脆弱性「Broadpwn」
  • HP:Broadcom
  • HP:Exodus Intelligence
  • 発表日時 2017/7/27

    Exodus Intelligenceの研究者がBroadcomのWi-Fiチップセットに脆弱性が存在することを確認した。確認されたのはBroadcomのWi-FiチップセットBCM43xxシリーズのBCM4354、BCM4358、BCM4359で、SamsungのGalaxy S3~S8の全製品やGalaxy Note 3、GoogleのNexus 5/6/6X/6P、iPhone 5以降の全iPhoneなど、多くの製品に使用されている。この脆弱性は任意のコード実行が可能で、Broadpwnと名付けられた。この脆弱性が悪用されると、Wi-Fi経由で携帯電話を制御したりクラッシュが可能で、ユーザの端末がWi-Fi接続していなくても、Wi-Fiを有効にしているだけで攻撃される恐れがある。
    当該研究者はこの脆弱性をGoogleに報告し、Android向けアップデートが公開された。また、AppleのiOS 10.3.3及びmacOS Sierra 10.12.6に関してはこの脆弱性は修正済みとなっている。




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