発表日時2025/3/4
寺岡製作所にて、連結子会社のサーバがランサムウェア被害。同社の連結子会社であるPT.TERAOKA SEISAKUSHO INDONESIAにおいて、一部サーバに対しランサムウェアを用いたサイバー攻撃を受けたことを公表した。
同子会社によると、当該サーバに保存された各種ファイルの暗号化を確認し、外部専門家とともに調査を開始。暗号化されたデータ等にアクセスできない状況となっており、情報の流出有無については調査を続けている。なお、同子会社を除く他のグループ会社においては、本件による被害は確認されていない。現在も外部専門家等と連携の上、システムの保護と復旧に向けた作業を進めており、今後、公表すべき事実が判明した際は速やかに報告するとしている。
同社は連結子会社がランサムウェア被害を受けた件で、対応状況を公表。現時点において、当該サーバに保管されたデータの流出は確認されていないが、完全には否定できないことから、監視を継続するとしている。復旧状況については、代替手段により生産および出荷業務は通常通りの実施を行っており、完全復旧およびセキュリティ強化を進めるとしている。(2025年3月21日追加)