発表日時2025/6/11
東北電力ネットワークにて、管理システムの不備により顧客情報が東北電力から閲覧可能状態。同社にて管理する東北電力と共同利用の顧客情報管理システムにおいて、システムのプログラム設計誤りにより、新設工事申込の工程管理を行う画面で、工事完了後に短期間で契約者および契約先が変更された場合、一定の期間に限り、東北電力のシステム利用者から変更後の契約情報が表示される状態となっていた。
本件発覚後、対策措置を講じ、閲覧可能な状態を解消。なお、当該システムは同社と東北電力のみが利用しており、外部流出は発生していない。また、アクセス履歴の調査の結果、769件の閲覧が確認されたが、業務の適正な処理を目的としており、不適切な取り扱いではないことを確認している。同社は個人情報の適切な管理徹底で再発防止に努めるとしている。