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2014年第1四半期のデータ盗難件数は前年同期比233%増の約2億件

  • 元記事:データ漏洩が急増中、2014年第1四半期に盗まれたデータの件数は2億件に
  • HP:SafeNet
  • 発表日時 2014/5/12

    SafeNetが2014年第1四半期のデータ漏洩に関するSafeNet Breach Level Indexの内容を公開した。それによると、2014年第1四半期の間に盗難されたデータ件数は前年同期比233%増の約2億件であったことがわかった。1時間当たり約9万3000件のデータが盗難された計算になる。また、この期間に発生したデータ漏えい事件数254件のうち暗号化や認証ソリューションが施されていたデータはわずか1%であった。
    2014年第1四半期のデータ漏洩の調査によると、世界中の情報漏洩事件のワースト5件中4件は韓国で発生し、世界で報告されている漏洩事件全体の79%を占める1億5800万件のデータが紛失した。業界別で見ると金融業界での情報紛失盗難が最も多く全体の56%を占め、漏洩事件数ではヘルスケア業界が全体の24%を占めた。紛失や盗難被害に遭ったデータ数の20%はテクノロジー業界のもので、政府・教育機関で被害に遭ったデータ数は全体の1%以下であった。
    第1四半期に発生した事件のうち不正アクセスによる流出は156件で全体の62%を占め、8600万件のデータが被害に遭った。内部犯行は11%である一方盗難データ数は全体の52%を占めた。また、1日約3件の情報流出が発生し、220万件のデータが盗難された。




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