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鳥取県、システムの委託先が不正アクセスによりランサムウェア被害

発表日時2021/9/20

鳥取県のシステム委託先が不正アクセスを受けファイルが暗号化された。同県の17の市町村及び県内林業事業体など14団体で森林情報を共有するために運用している「鳥取県森林クラウドシステム」が外部からのサイバー攻撃をうけ、電子ファイルが暗号化された。当該システムは民間事業の委託先パシフィックコンサルタンツが管理しているシステムで、同社が管理するサーバには約5万人の氏名や民有林の情報などのファイルが保管されていたが、サイバー攻撃により格納されていた森林簿・森林計画図等の電子ファイル約4万件が破損した。

詳細については現在調査中となっている。ファイルは暗号化され、復元のために金銭を要求する内容が記されていたが、原本ファイルは別に保管しているため、復旧は可能となっており、金銭の要求には応じない。現時点では個人情報の外部流出は確認されていない。



 

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