トレンドマイクロ、オンライン取引時の個人情報漏洩対策に関する意識調査結果を発表
トレンドマイクロは、8月8日から8月9日にかけて、18歳以上のインターネットユーザーを対象に「オンライン取引時の個人情報漏洩対策」に関するアンケート調査を実施、1032名の回答を元にした結果を発表。
- オンライン上での取引頻度は増加傾向
一年前と比べたオンライン取引の頻度の調査では、減ったと回答したユーザーが4.3％であったのに対し、47.6％は増えたと回答。そのうちの88％がオンライン取引（オンラインショッピング、トレーディング、バンキング、オークション）を行っており、うち94.5％はオンライン取引に不安を感じていると回答。不安の内容は、クレジットカード番号や口座情報の入力が71.4％、ネットカフェ等共用のパソコンでのオンライン取引が64.7％、喫茶店など公共の場でのワイヤレスネットワーク使用のオンライン取引が47.5％など、個人情報入力の環境に敏感なことがわかった。
- 個人情報を守る対策方法の理解と実行に差
オンライン取引に不安を感じているユーザの多くは、個人情報保護対策方法は理解している一方で、実行はともなっていないことが判明。クレジットカード番号や個人情報の有効な保護対策としては、頻繁なパスワードの変更84.1％、ソフトウェアキーボードの使用79.1％など挙げられたが、実際に頻繁なパスワードの変更を実行してる人は16.6％、ソフトウェアキーボードの使用は18.9％と、対策のおろそかさが明らかになった。
