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岡野バルブ製造、サイバー攻撃でランサムウェア被害

発表日時2021/4/26

岡野バルブ製造にてサイバー攻撃を受けアクセス障害が発生。同社グループシステムがアクセスできない状態となったことから確認を行った結果、第三者からの不正アクセスによるシステム障害が検知された。
直ちに社内ネットワークの状況を確認したところ、ウィルス感染の恐れがあったことから全社員のPCとネットワークを切断し、システム専門会社による調査を行った結果、ランサムウェア感染したことが発覚。現在システム専門会社による復旧作業や被害範囲及び侵入経路の特定調査を行っている。
現時点で同社保有の13台のうち3台のサーバ被害が確認されている。なお、顧客や関係者への二次被害は現時点では確認されていない。

同社のサーバが不正アクセスを受け、同社グループシステムのメールシステムやファイルサーバにアクセスできなくなった問題について、セキュリティ専門会社に依頼した調査が完了したとして、調査結果を公開した。セキュリティ専門会社による調査の結果、サーバ3台が不正アクセスを受け、リモートデスクトップ接続による不正ログオンが確認された。そのうち3台のサーバにランサムウェアが実行され、ファイル暗号化が行われていたことも確認された。また、不審な圧縮ファイルや圧縮ツールの作成、実行、転送などの痕跡や情報漏えいにつながる痕跡は確認されず、現時点では情報の外部流出や二次被害などは確認されていない。新たな事実が判明した際には報告するとしている。(2021年6月16日追加)


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