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ヤマトホールディングス、ヤマト運輸を装ったなりすましに注意喚起

発表日時2022/6/13

ヤマト運輸を装ったなりすましに関する問い合わせが多数寄せられており、ヤマトホールディングスが注意を呼び掛けている。同社によると、ヤマト運輸を装った迷惑メールやショートメールが届いたり、セキュリティに必要な認証番号を聞き出す電話がかかってきた旨の問い合わせ、さらにヤマト運輸を装った偽サイトが確認されている。

メールでは送信元アドレスのドメインがクロネコヤマトのドメインになっていたり、差出人欄が「ヤマト」や「クロネコ」になっているが、同社とは一切関係ないとしている。また、メール本文に「重要な荷物が届いた」「荷物に不備がある」などの注意をひいた文面で確認がとりたい、と記載されたリンクにアクセスを求めるような内容になっている。その他にも件名が不在通知や宅急便お届けのお知らせなどで、クロネコメンバーズや配達受付センター、営業所などを名乗り、再配達の送信フォームにアクセスするよう促す内容、荷物を集荷し、配達するよう依頼されたとして記載されたリンクにアクセスして荷物の確認を促す内容などが確認されている。

誘導された先のなりすまし偽サイトでは同社では使用していないURLアドレスの記載があり、さらにサイト内のインストールボタンを押すと不正アプリがインストールされる恐れがあったり、お問い合わせ番号の入力で携帯番号の入力を求められたりする危険性がある。このような不審なメールを受信してもサイトにアクセスしたり情報を入力しないよう呼び掛けている。



 

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