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大阪急性期・総合医療センター、ランサムウェア感染によりシステム障害が発生

発表日時2022/10/31、11/1、11/2、11/4、11/9、11/16

大阪急性期・総合医療センターにてランサムウェア感染によりシステム障害が発生。同センターにて、ランサムウェア感染により電子カルテシステムに障害が発生し、緊急以外の手術や外来診療の一時停止など通常診療が出来ない状況となった。

本件発覚後、政府より派遣された専門チームによる調査を開始。調査状況についての会見によると、同センターが委託していた生長会の給食提供サービス「ベルキッチン」のサーバを通じて同センターの電子カルテシステムへ侵入された可能性があることが判明。障害発生から原因および復旧に向けて調査等を進めており、11月4日からは予定手術の一部再開、11月10日からは電子カルテの一部が参照可能となったことから、予約のあった外来患者の対応ならびに新型コロナウイルス感染症を含む三次救急患者受入れと小児救急診療の一部を再開、11月17日からは、一般救急患者の受け入れを再開した。新規の外来診療については現在も停止しているが、2023年1月からの通常診療再開に向け復旧を進めるとしている。

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