四條畷市、個人情報を含む決裁文書を紛失

会社名四條畷市
株式情報非上場
漏洩種別紛失
漏洩対象紙(書類)
漏洩場所社内
漏洩内容氏名/住所/被保険者番号/振込先情報
漏洩件数414件
漏洩日時不明(2024/10/25~)
発表日時2025/3/4

四條畷市にて個人情報を含む決裁文書を紛失。同市にて個人情報を含む決裁文書4件が所在不明であることが判明した。

1件目は、秘書政策課職員が交野市清掃施設組合職員より個人情報を含む年次(特別)休暇願を受領後、副市長による確認後に決裁済書類としてラックに置いていたが、申請者に返却を求められるも見当たらないことが判明。申請者側で組合事務所を捜索したが発見には至らず、秘書政策課職員は申請者にお詫びを行った。2件目は、秘書政策課職員がプレスリリースの校正を受領後、副市長による確認後に決裁済書類としてラックに置いていたが、起案課職員より決裁状況の確認があり、副市長執務室および秘書政策課執務室内で見当たらないことが判明。本件は個人情報が含まれていないことを確認している。3件目は、秘書政策課職員が412名分の個人情報を含む高額介護(予防)サービス費支給決定および通知書の送付、負担行為兼命令書を受領し、副市長による確認後に決裁済書類としてラックに置いていたが、職員より決裁状況の確認があり、副市長執務室および秘書政策課執務室内で見当たらないことが判明。秘書政策課職員は当該対象者へお詫びと説明を行った。4件目は、秘書政策課職員が再任用短時間勤務職員の個人情報を含む採用選考に関する書類を受領後に保管していたが、その後、返却がない旨の連絡があり、副市長執務室および秘書政策課執務室内を捜索したが発見には至らなかった。秘書政策課職員は対象者にお詫びを行った。

同市は4件の所在不明を受け、遺失に加え盗難の可能性があることから、四條畷警察署に被害届を提出。市長、副市長および秘書政策課執務室の鍵交換や秘書政策課執務室へ防犯カメラの設置、決裁書類の管理のため、施錠できる保管庫の設置など盗難に対する対応を行っており、電子のみ起案の徹底など遺失に対する対応を実施している。また、全職員への個人情報の取り扱いの徹底を取り組み、再発防止に努めるとしている。なお、現時点において本件による個人情報の流出や不正利用は確認されていない。