やまがた農業支援センター、サポート詐欺被害で個人情報が流出の恐れ

会社名公益財団法人やまがた農業支援センター
株式情報非上場
漏洩種別流出
漏洩対象パソコン
漏洩場所社外
漏洩内容氏名/住所/電話番号/生年月日/口座情報
漏洩件数約32,000件
漏洩日時2025/5/8
発表日時2025/5/9

やまがた農業支援センターにて、サポート詐欺被害で個人情報が流出の恐れ。同センターにて職員が職場でパソコンを操作中、画面にウイルス感染のメッセージが発生したため、画面に表示された電話番号に電話をかけて指示に従いURLを入力したところ、パソコン内のデータが消去された。

同職員は電話口の対応を不信に思い、パソコンの電源を強制的に切断したが、パソコンリースの業者の調査により遠隔操作アプリがインストールされていること確認。当該パソコンには、2024年度時点の農地中間管理事業に係る全契約者の個人情報が保存されており、2023年度以前の契約者情報等も含まれている可能性があるが、データが消去されたため正確に判断ができないとしている。同センターは本事案をホームページで公表するとともに、全契約者に対しネットバンキングに関する詐欺の注意を呼び掛けている。

同センターはサポート詐欺被害の件で、警察庁やJAバンク、各協会が公表する特殊詐欺への対策および各金融機関からの注意喚起等を案内するとともに、相談窓口に寄せられた内容を公表。インターネットバンキング等で身に覚えのない取引が確認された場合は警察署に相談するよう呼び掛けている。(2025年6月6日追加)

同センターはサポート詐欺被害の件で、相談窓口の時間変更について公表。同様の事案が発生しないよう、再発防止に取り組んでいるとしている。(2025年6月11日追加)