宮城学院、サーバがランサムウェア感染被害

会社名学校法人宮城学院
株式情報非上場
漏洩種別流出
漏洩対象サーバ
漏洩場所社外
漏洩内容不明 氏名/住所/電話番号(2025年5月20日追加)
漏洩件数不明 9件(2025年5月20日追加)
漏洩日時2025/5/12
発表日時2025/5/16

宮城学院にてサーバがランサムウェア感染被害。同学院にてサーバがランサムウェア感染によりネットワーク障害が発生した。

サーバがダウンし、ファイルの拡張子・設定内容が書き換えられていることが確認されたことから、調査を行った結果、ランサムウェアの感染が発覚。他サーバについても感染が確認され、全学院でネットワークの遮断を実施した後、専門業者による調査を開始している。

同学院はランサムウェア被害の件で、2019年頃に広報取材に協力した2017年度から2019年度に入学した学生の個人情報が流出していることを確認。対象学生へお詫びと説明を行うとともに、行政機関および警察へ被害報告を行った。同大は不審なメールや電話等に注意を呼びかけている。(2025年5月20日追加)

同学院はランサムウェア被害の件で、これまでの経緯を公表。感染サーバは教務システム、共有フォルダ、ユーザ認証、IPアドレス割り当て、ウイルス管理と多岐にわたっており、攻撃者から脅迫メールを受領していることも公表している。(2025年5月21日追加)

同学院女子大学は学内の有線ネットワークの復旧および無線ネットワーク等についても復旧作業を進めていることを公表。また、感染対策として学内への持ち込みPCについてウイルス対策ソフトの導入を必須としており、ウイルススキャンを実施するよう呼びかけている。(2025年6月12日追加)

同学院はランサムウェア被害の件で、中高の有線・無線ネットワーク、法人・大学の無線ネットワークの復旧および大学教務システムの復旧が完了していることを公表した(2025年6月26日追加)

同学院はランサムウェア被害の件で、ネットワーク障害等は全面復旧したことを公表。また、再発防止策として、EPPに加えEDRの導入のほか、個人情報等機微に触れる情報については、外部サーバに移行することを確認している。なお、現時点において、さらなる情報の流出は確認されていないが、保有情報の流出は完全に否定できないことから、引き続き不審な連絡等に注意を呼びかけている。(2025年7月9日追加)