川崎市、個人情報を含むUSBメモリを紛失

会社名川崎市
株式情報非上場
漏洩種別紛失
漏洩対象USBメモリ
漏洩場所社内
漏洩内容ドライブレコーダー映像
漏洩件数約220件
漏洩日時2025/3/6~3/31
発表日時2025/6/4

川崎市にて個人情報を含むUSBメモリを紛失。同市交通局企画管理部職員課にて、2022年10月3日の市バス生田線2ダイヤのドライブレコーダー映像が記録されたUSBメモリを紛失した。

担当職員が映像を確認しようとした際、当該USBの紛失が発覚。当該USBメモリは、2025年3月に最後の使用の形跡があり、旧担当職員らは同月中に所在不明を覚知していたが、所属長へ報告をしていなかった。紛失発覚後、局内の捜索を行ったが発見には至っていない。なお、ドライブレコーダー映像の再生には、一般できなPCでは再生できず、対応した再生用ソフトウェアが必要であることから、事務室内で紛失した可能性が高い。原因は、USBメモリの保管について同市情報セキュリティ基準規定で定められていたが、個人デスクでの保管および貸出返却の管理を怠っていたことなどであるとしている。同市は2025年度より、ドライブレコーダー映像はオンライン化しているとして、その他、業務で利用を継続するUSBについては、施錠できる場所への保管や記録の作成など、同市情報セキュリティ基準規定の遵守を徹底するとしている。なお、現時点において個人情報の流出は確認されていない。