発表日時2025/11/26
京都大学にて文学研究科図書館Webサイトが不正アクセスによる改ざん被害。同研究科は図書館Webサイトに対する外部からの不正アクセスにより、2016年3月から2025年2月までの約100件の記事コンテンツに対し、不正スクリプトが埋め込まれたことで、2025年2月6日から11月13日までの期間中に当該ページにアクセスをした場合、不審広告の表示および外部Webサイトへの強制的なリダイレクトが発生した可能性があることが判明した。
本件発覚後、同サイトを閉鎖するとともに静的仮サイトを公開。訪問者に対し、不審ポップアップの表示やリダイレクトに遭った可能性がある場合は、セキュリティスキャンを実施するよう呼び掛けている。同大は引き続き、原因究明および再発防止を検討しており、今後、脆弱性を排除したサイトの公開を予定している。