パソコンの誤操作、不正アクセス、紛失、盗難などによる個人情報や機密情報の流出などは後を絶ちません。
「情報漏えいニュース」では、日々発生する情報漏えいに関するニュースをまとめて公開しています。

Apache Tomcatに情報流出の脆弱性を確認

  • 元記事:IllegalArgumentException at java.nio.Buffer.position at SocketWrapperBase.transfer()
  • HP:Apache Tomcat
  • 発表日時 2016/12/14

    Apache Tomcatに情報流出の脆弱性が確認された。影響を受けるのは Apache Tomcat 9.0.0.M1 から 9.0.0.M13、8.5.0 から 8.5.8 までで、Connector コードのリファクタリングによりNIO HTTP コネクタへのファイル送信コードのエラー処理の際に脆弱性が作られ、ファイル送信処理にエラーがあった際に現在の Processor オブジェクトが Processor キャッシュに複数回追加される。複数のリクエスト処理に同一の Processor が使用されるとセッションID やレスポンス情報が他のセッションに流出する恐れがある。解決策として、Apache Tomcat 9.0.0.M15、Apache Tomcat 8.5.9が公開されており、アップデートによりこの脆弱性は解消される。




    ワンビは情報漏洩対策の専門家です。情報漏洩に関する様々な情報はこちらからどうぞ!

    あわせて読みたい