パナソニック、ファイルサーバへの不正アクセス被害
発表日時2021/11/26
パナソニックにてファイルサーバへの不正アクセス被害。同社にて、ネットワークが第三者からの不正アクセスを受け、ファイルサーバのデータの一部が読み取られる被害が発生。
本件発覚後、外部からのアクセスを制限するとともに関係機関への報告を実施。なお、原因や詳細、顧客の個人情報の流出有無や社会インフラに関する情報が含まれているかどうかは現在も調査中である。
調査の結果、第三者が同社の海外子会社のサーバを経由し、日本のファイルサーバに不正アクセスを行った事実が確認された。なお、当該ファイルサーバ以外の業務システムへの不正アクセスは確認されていない。流出については、当該ファイルサーバに一般消費者の顧客の個人情報に関するファイルは確認されなかったが、取引先の役職員情報に関するファイルが含まれていたが、業務上の連絡先情報が主であり、一部の事業部門が管理していた採用応募者およびインターンシップ参加者の個人情報、取引先から提供を受けた業務情報および社内情報に関するファイルが含まれていたことが確認された。現在も精査を進めているとし、新たな事実が判明した場合は公表するとしている。同社は、対象となる関係者にお詫びと説明を行った。（2022年1月7日追加）
