摂津市、個人情報含む書類の紛失が発覚

• 元記事：保有個人情報の紛失及び高額介護サービス費の算定誤りについて
• HP：摂津市

摂津市にて2件の個人情報含む書類紛失事案を公表。1件目は、同市にて個人情報を含む2020年度の介護保険料の不納欠損処分予告通知者一覧等を紛失した。

当該文書は、文書取扱基準に基づく起案処理及び所定の保管場所に収納ができていなかったことが原因である。対象者にはお詫びの文書を送付しており、今後文書取扱基準に基づく起案決裁処理をはじめ、課員全員が保有個人情報の保管方法や保管場所のルールを順守し、適正な文書管理を徹底するとしている。

2件目は、同市地域包括支援センターにて、介護保険サービスのケアプランの作成の際に必要な主治医意見書、認定調査票（特記事項）、介護認定調査票の紛失が発覚。包括職員間での主治医意見書等の収受の際に所在状況データ管理方法に不備があり、本来主治医意見書等は利用者ごとに保管しているが保管方法の不備により主治医意見書等を抜き取った形跡が不明確であったことにより所在不明となった。

市は包括職員が同行して対象者を訪問し、事情説明とお詫びを行った。包括運営主体の摂津市社会福祉協議会に主治医意見書等の取扱に係る業務フローや保管方法の見直しを指示し、再発防止を徹底するとしている。

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