福岡県、メール誤送信により新型コロナウイルス感染症陽性者情報が流出
- 元記事：新型コロナウイルス感染症対策本部（調整本部）における個人情報の漏えい等事案について
- 元記事：新型コロナウイルス感染症の情報漏えい事案に関する陽性であった方やご家族等からの専用ダイヤルの設置について
- HP：福岡県
| 会社名 | 福岡県 |
|---|---|
| 株式情報 | 非上場 |
| 漏洩種別 | 流出 |
| 漏洩対象 | メール |
| 漏洩場所 | 社外 |
| 漏洩内容 | 氏名 |
| 漏洩件数 | 9,500件 |
| 漏洩日時 | 2020/11/30 |
| 発表日時 | 2020/1/6 |
福岡県にてメール誤送信により新型コロナウイルス感染症陽性者情報が流出。同県調整本部にて、新型コロナ陽性者の入院調整のため、調整本部が作成した個人情報を含む患者一覧表をクラウド上にて共有していたが、当該ファイルが入ったフォルダのアクセス権が付与されたメールを、医療関係者に送付するところ、本来送付するべきアドレスと酷似していた男性のアドレスへ誤って送信していたことにより、個人情報が流出した。
同男性から宛先が間違っている旨の連絡があり、同フォルダについて同男性のアクセス制限対応を実施したが、個別のファイルへのアクセス制限がなされていなかったため、ファイルのURLに直接アクセスすれば利用可能な状態が継続していた。その後一部報道機関からの取材により、本件が発覚。同県はクラウド上にアップロードしているファイルについて、全て削除し全ての者が閲覧できない状態に設定を行い、当該患者に対しお詫びと説明を行った。
同県は、対象者に対し説明と謝罪を行うこととしているが、それまでの間、本事案についての問い合わせに対応するため、専用ダイヤルを設置することが決定した。土日・祝日を含む毎日9時00分～20時00分の間対応をするとしている。（2021/1/12更新）
