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明治、サイバー攻撃を受けランサムウエア被害

発表日時2022/9/1

同社海外グループ会社がサイバー攻撃被害。同社グループ会社のシンガポール子会社「メイジセイカ・シンガポール」がサイバー攻撃を受け、ランサムウエアの被害に遭った。この攻撃はサイバー犯罪集団「LockBit3.0」によるもので、インターネット上の闇サイトで「明治」の子会社のデータ盗取の犯行声明が出されている。また、同社は10万ドルを9月25日までに支払うよう要求され、支払わない場合には盗んだ情報が公開されると脅迫されている。

オフィスのPCを起動した際に、身代金要求のメッセージがプリンターから大量印刷され、調査した結果ランサムウェア感染が発覚。攻撃発覚後、同社グループはシンガポール関係当局に通報し、現在被害内容や情報流出の有無などの調査を行っているが、現時点では機密情報や顧客情報などの流出は確認されていない。また、今回の攻撃はシンガポールのみで、同社グループ全体への影響はないとしている。



 

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