ベネッセホールディングス、顧客個人情報が流出
| 会社名 | 株式会社ベネッセホールディングス |
|---|---|
| 株式情報 | 上場 |
| 漏洩種別 | 流出 |
| 漏洩対象 | データベース |
| 漏洩場所 | 社外 |
| 漏洩内容 | 住所/氏名/生年月日/電話番号 |
| 漏洩件数 | 約760万件（最大2,070万件） |
| 漏洩日時 | ～2014/6/26 |
| 発表日時 | 2014/7/9 |
ベネッセホールディングスにて顧客個人情報が流出。同社が提供する通信教育サービス等の顧客個人情報が社内データベースへのアクセス権限を持つ社員以外の内部関係者により不正持出され、外部に流出した。
6月下旬から、顧客から、同社にのみ登録していた個人情報で他社からダイレクトメールやセールス電話がきている旨の問い合わせが多数あり、調査を行った結果、同社しか保有していないデータが含まれたリストを名簿事業者が取り扱っている旨の情報を入手し、リストを入手した結果、同社保有の情報である可能性が高いことが判明した。その後の社内調査で、特定のデータベースから顧客個人情報が何らかの形で外部に持ち出されたことが判明した。同社は警察に相談して現在捜査を行っている。
同社は同社の顧客名簿の取り扱い名簿事業者に名簿の利用や販売の中止を求める書簡を発送した。現時点では金銭的な被害報告は受けていない。また、社外からの不正アクセスは発見されていない。
同社の顧客個人情報流出の問題で、調査の結果、同社のサーバからデータベースの運用や保守管理を行っているグループ企業の再委託先外部保守管理会社の関係者が顧客情報をダウンロードした履歴が確認された。同社のデータベースには同社のグループ企業の他にも再委託先外部業者の担当者にもアクセス用IDとパスワードが与えられていた。(2014年7月11日追加)
