大阪市、個人情報を含む書類を不正取得および不正利用
| 会社名 | 大阪市 |
|---|---|
| 株式情報 | 非上場 |
| 漏洩種別 | 流出 |
| 漏洩対象 | 紙（書類） |
| 漏洩場所 | 社外 |
| 漏洩内容 | 氏名/電話番号等 |
| 漏洩件数 | 1件 |
| 漏洩日時 | 2021/12/23 |
| 発表日時 | 2022/1/14 |
大阪市にて個人情報を含む書類を不正取得および不正利用。同市西成区役所保健福祉課が実施している「西成区こども生活・まなびサポート事業」において、サポーターとして区内の学校に配置している、同区役所と労働者派遣契約を締結した人材派遣業者の社員1名が、配置された学校で保有している個人情報が記録された「家庭連絡票」を無断で閲覧および複写し、その情報を利用し、私的に当該児童の家庭教師を請け負うと保護者に提案していたことが判明した。
当該児童の保護者より、個人情報の不適正使用ではないかと同課宛に連絡があり、当該サポーターに確認をしたところ、当該サポーターは員室に教職員が不在となるタイミングを利用し、無断取得し利用した事実を確認。なお、当該サポーターは、個人情報の取り扱いについて、事業者から研修を受け、誓約書を提出していたが、個人情報の取り扱いの重要性に関する認識が不十分であったとしている。本件発覚後、当該サポーターが複写した書類を回収するとともに、携帯電話に残っていた当該児童の保護者への発信履歴等の削除を実施。同課は当該校および保護者に対しお詫びと説明を行った。また、事業者に対し当該サポーターを業務から解くよう指示し、全サポーターに対し、本事案の共有および、個人情報の適切な取り扱いの徹底についての研修を改めて実施するよう指示を行った。
