札幌市、書類誤送付でDV被害者個人情報が加害者に流出
- 元記事：DV等被害者支援のための支援措置申出書の誤送付について
- HP：札幌市
| 会社名 | 札幌市 |
|---|---|
| 株式情報 | 非上場 |
| 漏洩種別 | 流出 |
| 漏洩対象 | 紙（書類） |
| 漏洩場所 | 社外 |
| 漏洩内容 | 氏名/住所/電話番号 |
| 漏洩件数 | 1件 |
| 漏洩日時 | 2020/9/18 |
| 発表日時 | 2020/10/13 |
札幌市にて書類誤送付により個人情報が流出。同市にてドメスティックバイオレンス（DV）の被害者個人情報が記載された書類を誤って加害者に送付したことにより個人情報が流出した。
加害者側が同市に戸籍の附票の写しの請求を行ったが、当該DVの被害者は別居しているため連絡先などを知られることを懸念し、住民票の写しや戸籍の附票の写しの交付や閲覧を制限する支援措置申出書を同市外の自治体に提出していた。そのため、加害者に不交付の決定を行ったところ加害者が審査を請求したため、職員が審査請求の手続き書面を加害者に送付した際に、誤って被害者が提出した支援措置申出書の写しを同封したことにより被害者の連絡先などの個人情報が流出した。
後日加害者側から送付された文書により当該書類の誤送付が発覚。市は加害者に当該申出書の返還を求めているが、加害者はこれを拒否している。現時点ではこれによる実害は確認されていない。
