パソコンを廃棄する方法~使わなくなったパソコンはゴミ出しできない⁉~

自宅や会社で使用しているパソコン。

使用しなくなった時、みなさんどう廃棄していますか???

まず、結論から言うと、使わなくなったパソコンは 燃えないゴミ・粗大ごみには出すことはできません。

「資源有効利用促進法」の施行により、事業系パソコンは2001年4月1日、家庭系パソコンは2003年10月1日以降、使用済みとなったデスクトップパソコン本体、ノートパソコンはメーカーによる回収及び再資源化(リサイクル)するよう義務付けられました。

(資源有効利用促進法について:

http://www.meti.go.jp/policy/recycle/main/admin_info/law/02/pdf/pcrecycle.pdf

また、2013年4月1日に「小型家電リサイクル法」の施行より、一部の家電量販店や市区町村がパソコンを回収し、これを国が認定した事業者に集め、適正なリサイクルを促進する働きが始まりました。

(小型家電リサイクル法について:

https://www.env.go.jp/recycle/recycling/raremetals/attach/pub_pamph1303-1.pdf

 

パソコンのリサイクルが義務付けられた理由は、パソコンには、地球に存在量が少なく希少なレアメタル(金、銀、パラジウム、タンタルなど)が多く使われていいて、それを再利用するためです。

どちらの法律もパソコンの回収・リサイクルを促進しているもので、資源の有効活用のための法律です。

小型家電リサイクル法が施行され、以前より、さらに促進されたと考えられます。

 

パソコンの適切な廃棄方法

事業系パソコンの廃棄方法

事業系パソコン、つまり法人で使ったパソコンを廃棄する場合、産業廃棄物とな産業廃棄物については、法律上、適正な処理が義務付けられています。

事業系パソコンの廃棄方法は

  • 各メーカーにて回収・再資源化
  • メーカーに代わり一般社団法人パソコン3R推進協会 にて回収・再資源化

※データ消去や料金については、各メーカーによって異なります。

見積りを提供してくれますので、必ず確認しましょう。

適切な処理をしてくれる産業廃棄物処理業者に委託することも可能ですがメーカー・パソコン3R推進協会への依頼が推進されています。

 

家庭系パソコンの廃棄方法

  1. パソコンメーカーにて回収
  2. 家電量販店にて回収
  3. 市区町村にて回収
  4. 回収業者に依頼する

①メーカー

各メーカーにて回収が可能で、申込する際に、製品番号・型番が必要です。

料金

PCリサイクルマークがついているもの→無料

ついていないもの→3,000円前後

データ消去

メーカーごとに違いますが、基本的に各自でデータ消去を実施してからの回収(消去を行ってくれるところは少ない)となります。メーカー買取をしてくれる場合は、消去を実施するところもあります。

※PCリサイクルマークについて

2003年10月以降に販売された、家庭向けパソコンに貼付されているもの。このマークがついているパソコンの廃棄をメーカーで行う場合は、無料で行うことができます。

(引用:http://www.pc3r.jp/home/pcrecycle_mark.html

 

②家電量販店

メーカー問わず回収が可能

料金

基本無料

比較的新しいパソコンで動作が可能なら家電量販店で買い取ってくれることもあります。

データ消去

行ってくれるお店もあるが、データ消去証明がないところもあります。

 

③市区町村

小型家電リサイクル法に基づき、回収ボックスの設置がされていますが、サイズの上限(13×28、15×30など)があるため、パソコンの回収は厳しいといっていいでしょう。

料金

無料

データ消去

回収ボックスに入れるため、各自で必ずデータ消去を行う必要があります。

 

④回収業者

無料で回収、データ消去を行い、データ消去証明書を発行してくれる業者もあります。

リサイクルショップに出す場合は、データ消去を行ってからの持ち込みが必要です。

無許可の回収業者もたくさんあり、「個人情報の漏えい」や「不法投棄などの不適切な処分方法」をされてしまう可能性もあるので注意が必要です。

 

パソコンを廃棄する前には必ずデータ消去を

パソコンは他の家電に比べて、いろいろな情報が保存されています。もちろん個人情報もたくさんあります。

廃棄する使用済みのパソコンは、適切にデータ消去をしなければいけません。

  • データ消去には以下の方法があります。
  • データをゴミ箱にいれて、それを完全に削除(ゴミ箱を空にする)する。
  • ハードディスクを初期化する。
  • リカバリCDで工場出荷時の状態に戻す。

 

ただ、これらの作業を行っても本来のデータの復元が可能です。

壊れているパソコンはデータ消去しなくても大丈夫!!そんなわけありません。

平成28年に、インターネットオークションにて購入したハードディスクから個人情報が残されていたケースが確認されています。

これはパソコンを廃棄処分した業者が、契約違反し、適切な処理を行わなかったことが原因です。

 

確実にデータの消去を行う方法としてはいくつかありますので紹介します。

  • データ消去ソフトによる消去
    有料ソフト・無料ソフトが数多くあります。
  • 専用装置による消去
    ハードディスクにある記録媒体を磁気により消去します。
  • ハードディスクを物理的に破壊
    物理的に破壊した場合は、復元ソフトを使用しても、復元は不可能です。

自分で行うのが難しい場合でも、データ消去のみ業者に依頼することも可能です。

 

回収されたパソコンは資源別に分けて、再資源化されます。

再資源されるということは地球にも優しいということです。

パソコンはリサイクルできる ということを忘れずにもっとこの取り組みを広げていきましょう。

 

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