働きやすい職場環境=ホワイト企業の4つの特徴とは?

働きやすい職場が、以前にも増して注目されるようになっています。ブラック企業に対して、社員に優しい、働きやすいと評判の会社は、ホワイト企業と呼ばれます。

ホワイト企業は、離職率が極めて低くなります。働きやすい環境だと、社員が定着しやすく、長期的なキャリアップの支援により、質の高い業務が実現して、それが会社に還元されるなど、会社側のメリットが大きくなります。

 

1.働きやすい職場の4つの特徴

働きやすい職場はその環境づくりが重要です。その特徴とその具体的内容を以下に挙げていきます。

 

1-1. ワークライフバランスの徹底

ホワイト企業というのは、やはり残業が少なく、定時で仕事を終わらせる人が多いです。特に企業を挙げて「NO残業day」を作り、強制的に定時で社員を帰らせる取り組みがなされています。

残業を極力少なくする、定時で帰るのが当たり前の環境にすることによって、社員の生活が公私ともに充実する傾向が高まります。

仕事外の時間を確保できることで、心身のリフレッシュを図ることができ、結果的により高いクオリティーの業務を提供してくれるようになります。残業に限ったことではなく、休暇がとりやすいなどの環境であることも重要です。

最近、「ワークライフバランス」という言葉が、よく聞かれるようになりました。「ワークライフバランス」は、“仕事生活の調和”のことで、働きやすい職場では、例外なく従業員のワークライフバランスが良い状態となります。

 

育児社員への配慮

育児世代の待遇が、ワークライフバランスの水準を測るうえで最も良い指標となります。子どもが学校で怪我をしたり、急に高い熱を出したり、アクシデントが起こることがあります。

このとき、厳密にシフトを固定化するのではなくて、子どもの状態が落ち着くまではシフトを柔軟に変更してくれる、ワークライフバランスの良い職場では、こういったことが容易にできます。

育児への対応というと、女性に対する配慮と思われがちですが、男性に対しても“育休”と呼ばれる育児休暇を推進している企業も少なくありません。

 

ローカルな行事に対応

地域によっては、祭りや各種イベントといった行事が住民を挙げて催されることがあります。こうしたローカルな特色に合わせて、その日を有給とし、社員の地域への貢献を推進することで、地域貢献を支援します。

働きやすい職場では、このようなワークライフバランスが、徹底されています。

 

1-2. 法定外福利厚生が充実

福利厚生というと、真っ先に思い浮かべるのが雇用保険や健康保険です。これらは、法定福利厚生と呼ばれるもので、言ってしまえば、あって当たり前のものです。

一方で、法定外福利厚生というものがあります。これは、設置するかしないかが、企業の裁量に委ねられているものです。働きやすい会社は、この法定外福利厚生が充実している傾向があります。

 

法定外福利厚生の具体例

特に以下のように、社員の生活に密着した実用的なものを用意しています。

  • 子どもの保育園代支給(提携のところは無料になることも)
  • ランチ代支給
  • スキルアップ費用を負担(予備校代を支給)
  • 車のガソリン代を支給
  • 旅行費の支給
  • 予防接種代を負担(家族の分も)

特に企業によって特色が出るのが法定外福利厚生です。自社製品の購入費を会社が負担するところもあります。やはり法定外福利厚生が生活に役立つものばかりだと、社員の働く意欲が格段に上がります。

 

1-3. 人事評価が明確

人事評価は、社員の働きやすさに密接に関連しています。この評価制度が不透明でそこに恣意性が感じられると、社員のモチベーションは一気に下がり、会社に対する不信感が生まれ、働きにくい、働きたくない職場へと様変わりします。

一方で、人事評価の透明性が担保されていると、社員全体のコミュニケーションが良くなり、働きやすい職場と判断されます。どのような結果を出せば評価されるのか、そのためにどれくらい頑張れば良いのかが分かることは、将来的なビジョンの明確化につながり、それによって心のゆとりが生まれ、もって社内の雰囲気も良くなります。

特に、給与やインセンティブについて、年齢や結果に応じた透明性・明確性が保証されていることが大切です。

 

1-4. 長期的な社員教育を実践

冒頭で働きやすいホワイト企業は、離職率が少ないと述べました。この特徴は、長期的な人材育成にあります。

個人に専属の教育担当がつくなど、スキルアップ支援のための制度が行き届くと、社員は不安を持つことなく成長することができます。自身の成長できる環境が今の職場にあると思えることが、離職率の低下に寄与するだけでなく、能力アップの実質的な効果につながります。

ホワイト企業では、綿密かつ丁寧な人材育成制度の拡充によって、より生産性の高い働きやすい職場へと発展していきます。

 

2.国が働きやすい職場づくりを推進

働きやすい職場環境づくりは、近年では国をあげて積極的に推進されています。それを裏付けるものとして、2015年6月より厚生労働省が始めた「安全衛生優良企業制度※」があります。

安全衛生優良企業とは、簡単にいえば働きやすい職場であると厚生労働省が認めた企業のことを言います。これに認定されると、ホワイトマークの表示が許され、企業名が公示されます。認定されると、様々なメリットを得られるため、認定を申請する企業が増えています。

社員の安全や健康を保持するための施策を講じ、高度な安全衛生水準を徹底している企業でなければなりません。認定は3年間有効です。期限を設けることで、認定の実質性が担保されるように配慮されています。

※厚生労働省 安全衛生優良企業公表制度

※安全衛生優良企業公表制度 パンフレット

 

3.働きやすい職場についてまとめ

今回は、特にホワイト企業と呼ぶべき働きやすい会社について解説してきました。近年では、就活や転職活動を行っている人たちの主眼は、この働きやすさにあります。

これは、社員だけでなく、アルバイトやパートで働く方に対してもあてはまります。

ホワイトなのかブラックなのかが、働きたいか働き続けたいかの指標になります。今回紹介した特徴を持つ企業は、働きやすいと判断され、優秀な社員が集まりやすく、徹底された長期育成制度によって、早い段階で、社員のスキルアップが実現する傾向があります。

厚生労働省をして働きやすい職場づくりはその重要性が広く認識されています。会社が発展するかどうかの極めて重要なファクターになるものだといえます。

 

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