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ISC BINDに複数の脆弱性を確認

  • 元記事:CVE-2017-3142: An error in TSIG authentication can permit unauthorized zone transfers
  • 元記事:CVE-2017-3143: An error in TSIG authentication can permit unauthorized dynamic updates
  • HP:ISC BIND
  • 発表日時 2017/6/30

    ISC BINDに複数の脆弱性が確認された。影響を受けるのはBIND 9.4.0~9.8.8、9.9.0~9.9.10-P1、9.10.0~9.10.5-P1、9.11.0~9.11.1-P1、9.9.3-S1~9.9.10-S2、9.10.5-S1~9.10.5-S2で、TSIGの取り扱いの不具合により、有効なTSIG鍵の名前が既知の場合でアクセスコントロールリスト(ACL)にTSIGによるアクセス制限が設定され、さらにTSIG以外の制限が設定されていなかった場合にゾーンデータの流出やゾーンの内容の操作をされる恐れがある。解決策として、BIND 9.9.10-P2、9.10.5-P2、BIND 9.11.1-P2、BIND 9.9.10-S3、BIND 9.10.5-S3が公開されており、アップデートによりこの脆弱性は解消される。




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