パソコンの誤操作、不正アクセス、紛失、盗難などによる個人情報や機密情報の流出などは後を絶ちません。
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名古屋大学医学部附属病院、個人情報含むノートPCとUSBメモリが盗難

会社名 名古屋大学医学部附属病院/岐阜県大垣市民病院
株式情報 非上場
漏洩種別 紛失(盗難)
漏洩対象 ノートパソコン/USBメモリ
漏洩場所 社外
漏洩内容 氏名/生年月日
漏洩件数 2,961件
漏洩日時 2018/2/25
発表日時 2018/3/13

名古屋大学医学部附属病院にて個人情報が含まれるノートパソコンとUSBメモリが盗難被害。同大病院の研究生が、都内で勉強会に参加後にゲームセンターにてカバンを足元に置いて遊んでいたところ、以前勤務した大垣市民病院で主治医を務めた1,422人分と同大にて治療を受けた1,539人分の患者データが記録されたノートパソコンとUSBメモリが入ったカバンが盗難された。

ゲームの最中に当該カバンの紛失が発覚。盗難発覚後、警察に被害届の提出を行ったが、発見には至っていない。同研究生は専門医の試験や論文のために医師の許可を得てコピーしたが匿名化を行っていなかった。同大は学外持ち出しや、私用PCへのコピーを禁止、同市民病院でも指定USB以外の使用を禁止していたが守られていなかった。当該PCにはパスワードをかけていたが、当該USBメモリ及びファイルにはパスワードはかかっていない。両院は当該患者に対し、お詫びと報告の文書送付を行った。現時点では、個人情報が悪用された事実は確認されていない。




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