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消費者庁、マイクロソフトを名乗った警告表示に注意喚起

発表日時2020/2/19

インターネット閲覧中にMicrosoftのロゴがついたエラーメッセージでサポート料として多額の金銭を支払わせる事案が発生しており、消費者庁が注意を呼び掛けている。

PCでインターネットを閲覧していると、Microsoftのロゴで本物と信頼させつつ、ウイルス発見やアクセスブロックなどのエラーメッセージと警告が表示され、メッセージには電話番号が記載されている。ブラウザーを閉じる操作などができないため電話をすると、パソコンの修復とセキュリティ保護のサポートが必要だとしてサポート料として多額の金銭を支払わせるという手口に関する相談が多く寄せられている。しかし、この表示はマイクロソフトが配信しているものではなく、同社では警告メッセージに電話番号の記載などは行っておらず、またビットコインやギフト カードなどでサポート料金を請求することはないとして同社でも注意を呼び掛けている。

このような表示がされた場合には「Ctrl」「Alt」「Del」を同時に押してタスクマネージャーを起動し、ブラウザーソフトを選択してタスクを終了することで偽警告画面を閉じることができるとして、対処方法を案内している。



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