滋賀県、約2割の職員が私物USBメモリに生徒個人情報を保存
滋賀県にて、県立学校の全教職員3545人を対象に県教委が生徒個人情報に関する調査を行ったところ、約2割の職員が私物USBメモリに生徒個人情報を保存していたことが分かった。同県教委では2012年に私物USBメモリなどの記憶媒体に個人情報の保存を禁止し、学校のUSBメモリは施錠できる場所に保管し、校外への無断持ち出しを禁止していた。調査の結果では、全66校中15校が個人情報含むUSBメモリを規定の場所に保管しておらず、2733人の教職員が私物USBメモリを学校で使用し、そのうち667人が無断で個人情報を保存していた。また、過去2年間で431人が個人情報含むUSBメモリを外部に持ち出していた。また、全教職員に渡っているはずの指針文書の内容を1133人が知らないと回答しており、県教委は情報管理の徹底を図るとしている。
