パソコンの紛失・盗難時に複数の遠隔命令方法で情報漏洩を防止する方法とは

PCの紛失時にIT管理者が不在でも情報漏洩対策ができるTRUST DELETE

パソコンの紛失や盗難が発生した場合の情報漏洩対策について、みなさまはどのようなセキュリティ対策を行っていますか?

ワンビ株式会社では、パソコンの紛失・盗難時の万が一の情報漏洩を防止するために、遠隔からパソコンのロックやデータ消去を実現するリモートワイプソリューションのTRUST DELETEシリーズを15年以上提供させて頂いております。多くの評価を頂き2,000社以上のお客様に導入させて頂いている実績が御座います。

遠隔からPC等の端末に遠隔地からロック命令やデータ消去でセキュリティ対策する機能を、一般的にリモートロック・リモートワイプと呼ばれますが、PCに対してリモートロックやリモートワイプを実現する為には、IT管理者が遠隔命令を行うことが一般的です。

TRUST DELETEでは、遠隔命令において複数の命令方法を提供することにより、管理者が不在であっても安心して遠隔命令を発効できるサービスを用意しております。

今回のコラムでは、PCの情報漏洩対策においてお悩みのお客様において、TRUST DELETEの情報漏洩対策でいかにしっかりと紛失・盗難時に対策が行えるかという点についてご紹介します。

図:リモートロックとリモートワイプで情報漏洩対策

 

遠隔命令は3種類

ワンビのTRUST DELETEでは3つの遠隔命令方法を提供しております。

  • 管理者による遠隔命令
  • PC利用者による遠隔命令
  • 24時間365日の命令発行代行サービス

 

管理者による遠隔命令

一つ目は管理者がPCに対してロック命令や消去命令を行う一般的な遠隔命令方法です。

具体的にはパソコンの利用者が管理者に紛失連絡を行ない、管理者が紛失した端末に対して遠隔命令を行います。

管理者が命令を行うことにより、利用者は連絡するだけで対策することができますし、管理者からの遠隔命令に限定できることがメリットです。

デメリットとしては、管理者による命令に依存してしまうという点です。つまりPCを紛失した利用者が管理者と連絡が取れなければ、遠隔命令を発行することができません。

パソコンの紛失や盗難が発生するのは、平日夕方以降や週末に発生することが多いと言われており、管理者の命令のみで運用すると、管理者に常に連絡が取れる体制が確保されている必要があります。

大企業など一部の企業ではいつでも管理者に連絡が取れる体制が整っている場合があると思いますが、多くの企業ではいつでも連絡を受けて対応できる体制はないと考えられます。

そこでTRUST DELETEでは、管理者による遠隔命令以外においても、二つの遠隔命令の選択肢を提供しているというわけです。

 図:管理者による遠隔命令

 

PC利用者による遠隔命令

2つ目の遠隔命令の方法は、PC利用者による遠隔命令となります。

PC利用者のスマートフォンにインストールしたTRUST DELETEのアプリから、ロック命令や消去命令を発行することができます。アプリはAndroidおよびiOSに対応しております。

PC利用者による遠隔命令のメリットは、管理者に連絡が取れなくてもPC利用者自身で遠隔命令をおこない情報漏洩対策ができるという点です。

現実的に利用者がパソコンを無くしたと気づいたとしても、連絡体制が整っていても心理的にすぐに会社や管理者に連絡してくれる保証はありません。

人間の心理を考えると利用者はまず無くしたPCを恐らく探すでしょう。そして休み明けになり管理者や上司などにパソコンを無くした報告をするケースが考えられます。

本来であれば無くしたかもしれない場合にすぐに遠隔命令ができることが重要になりますので、スマホアプリを利用することにより、PC利用者はパソコンを紛失したかもしれないという時点においてロック命令を発効するなど、迅速な初動対応を行うことができます。初動対応というのは企業のセキュリティ対策としては非常に重要なポイントです。

もしも幸運にもパソコンが見つかれば、もちろんロックを解除することができますので、いつでも自分の端末に対してロック命令が発行できる体制が整っているというのはPC利用者による遠隔命令の大きなメリットになります。

図:PC利用者による遠隔命令

※TRUST DELETEのスマホアプリは一部の製品で対応・提供しております。詳しくはお問い合わせください。

 

24時間365日命令発行代行サービス

3つ目は24時間365日命令発行代行サービス(通称:TRUST DELETE 24)を利用した遠隔命令です。

PC利用者がコールセンターにお電話いただくことにより、コールセンターが命令発行代行を行うことができます。

管理者の不在時やスマホアプリを利用していない場合、端末と一緒にスマートフォンをなくしてしまった場合でも、24時間365日命令発行代行サービスにより命令発行代行ができます。

命令発行の代行時には、本当に端末の持ち主かどうかを複数の確認を行った上で、命令発行代行する仕組が可能です。本人確認ができない場合には命令は発行しません。

命令発行後は管理者にメール通知され、利用者がコールセンターを利用したことが確認することも可能です。

図:24時間365日命令発行代行サービス

※24時間365日命令発行代行サービスは、一部の製品で対応・提供しております。詳しくはお問い合わせください。

 

まとめ

ご紹介させて頂いたようにTRUST DELETEではPCの紛失・盗難時に複数の遠隔命令の手段を用意することで、パソコンの情報漏えい対策をおこなう事ができます。

一般的なリモートワイプ製品やMDM(資産管理製品)では、管理者による遠隔命令で対応することが通常と考えられますが、ワンビのTRUST DELETEはリモートワイプのパイオニアとしてしっかりと対策することで、ご利用されるお客様に安心してテレワークやパソコンの持ち出しを行い生産性高く安全に仕事が環境を提供しております。

TRUST DELETEについてご興味やご不明点が御座いましたら、お気軽にお問い合わせください。

セミナー資料やPCの情報漏洩対策のホワイトペーパーもダウンロード可能です。

ワンビは情報漏洩対策の専門家です。情報漏洩に関する様々な情報はこちらからどうぞ!

あわせて読みたい