ニュースリリース
2025/10/15
ワンビ株式会社(コード番号:5622 TOKYO PRO Market)
遠隔データ消去のリーダー企業であるワンビ株式会社(東京都新宿区、代表取締役:加藤 貴、以下「ワンビ」という)は、多くの企業でご利用いただいているパソコンの盗難・紛失時の情報漏洩対策ソリューション 「TRUST DELETE Zero」に含まれる一部ソフトウェア、ならびにパソコンの廃棄・返却時のデータ消去ソリューション「TRUST WIPE」が、米国国立標準技術研究所(NIST)が発行する「NIST Special Publication 800-88 Revision 2(NIST SP800-88 Rev.2)」で推奨されている国際標準規格「IEEE 2883-2022(IEEE Standard for Sanitizing Storage)」に対応していることを発表いたします。
本対応により、当社製品は最新の国際標準に準拠したデータサニタイズ(データ消去)を実現し、企業・官公庁・教育機関など、幅広い組織において高度な情報セキュリティ確保に貢献いたします。
データ消去に関する従来の代表的基準としては、米国国防総省のガイドライン「DoD 5220.22-M」による複数回上書き方式が広く知られてきました。しかし、技術の進展とストレージ媒体の多様化に伴い、この方式は現在の実務環境に適合しないものとされ、最新の標準では廃止されています。これに代わり、「NIST SP800-88 Rev.2」では、ストレージの種類や利用環境に応じた適切な消去方式を定義し、IEEE 2883-2022(IEEE Standard for Sanitizing Storage)を参照規格として採用することを推奨しています。
ワンビでは、以下の提供製品において、NIST SP800-88Rev.2が推奨するIEEE 2883-2022 に準拠したデータサニタイズ方式を採用しています。
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パソコンの盗難・紛失時に強力なリモートワイプで情報漏洩を防止するソリューション。OSを含むドライブ全体を消去することで復元困難な状態を実現します。 |
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パソコンの廃棄・返却時のデータ消去専用ソフトウェア。HDD・SSDを自動判別し、最適なデータ消去を実行します。 |
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パナソニック製パソコン「レッツノート」との組み合わせに最適化されたモデル。リモートから電源OFFの常態であってもリモートワイプ命令を受信しデータ消去を実行します。 |
ワンビは、セキュリティ分野において、常に最新の国際標準やガイドラインに基づいた製品開発を推進してまいります。今後もモバイルデバイスを含むIT資産のライフサイクル全般における安全な管理・廃棄を支援し、お客様の安心と信頼を守るソリューションを提供し続けます。
会社名: | ワンビ株式会社 |
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本社: | 〒160-0022 東京都新宿区新宿4-3-17 FORECAST新宿SOUTH 3F |
代表: | 代表取締役 加藤 貴 |
ホームページ: | https://www.onebe.co.jp/ |
ワンビはデータ消去技術で企業の情報漏洩を守るセキュリティソフトウェアの開発企業です。ワークスタイルの変革に伴い、企業においても働く場所や形態、デバイスの活用方法、そしてセキュリティの在り方も変わりつつあります。ワンビはその中でも、盗難・紛失したデバイスの情報漏洩対策として多くの企業で採用されている遠隔データ消去ソリューション「TRUST DELETE Zero®(トラストデリート ゼロ)」で、いつでもどこでも安心してデータを活用できる環境を提供しています。詳細については、https://www.onebe.co.jp/をご覧ください。
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